謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年も多くの皆様方のご支援を賜り、無事に事業を運営することができましたこと、心より感謝申し上げます。
昨年も航空機の離発着に関わる総合的な「空港グランドハンドリング」サービスを提供することで、
空港の機能を維持するための責務を果たしてまいりました。そして、新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、
持続的な成長とインバンド需要の発展の入り口に立った航空業界において、弊社にとっても新たな挑戦と飛躍の年となりました。
その挑戦の一つとして、弊社は航空業界の枠を超えた地域社会の発展と貢献への取り組みに挑戦しました。
地域における重要な交通体制の起点となる「空港」という社会の資源をお借りして経営活動・事業を営む弊社にとって、
航空業界の枠を超えて企業の社会的責任を果たすことは非常に重要であると考えています。
そうした意味において昨年、Jリーグ「セレッソ大阪」のホームスタジアムである
「ヨドコウ桜スタジアム」パートナー契約を締結できたことは、大変意義深いことであり喜ばしく思っております。
本年、大阪では1970年以来55年ぶりに2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)が開催されます。
この半世紀で成し遂げた「人類の進歩と調和」を振り返り、これからの「いのち輝く未来」は
果たしてどんなデザインとなるのでしょう。世界中から多くの方々が日本を、大阪・関西を、訪れることが予想されます。
弊社は、日本と世界を結ぶ空港の最前線で航空機の地上支援サービスを提供するグランドハンドリング企業として、
この大阪・関西万博に貢献できるよう、その責務を果たしてまいりたいと思います。
本年も安全を最優先に掲げ、高品質で高い専門性を備えた「空港のプロフェッショナルサービス」を
グローバル水準で提供することに誇りを持ち、全社員がより良いサービスを提供し、
お客様や地域社会に貢献することで、皆さまの期待を超える企業となることを目指してまいります。
本年も変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ながら、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2025年1月6日
スイスポートジャパン株式会社
代表取締役社長 多藝 紘一